自毛植毛の値段。1000グラフトの費用・料金比較&カバーできる範囲は?
2019/01/08
「自毛植毛の値段はいくらぐらい掛かるの?」
「生え際を少し下ろしたり、頭頂部だけを植毛したいのだが、どれくらいの本数が必要なの?」
「1000グラフトってどれくらいの薄毛がカバーできるの?その費用、料金はいくらくらい?」
よくお客様から聞かれる質問です。
「自毛植毛」には興味があるけれど、費用がどれくらい掛かるのかが皆さん不安のようです。
また薄毛部分をカバーするのに、どれくらいの移植本数が必要なのかもわかりませんよね。
そんな疑問に薄毛業界(自毛植毛クリニック含む)で20年以上勤務約2万人の薄毛症状を見てきた、現役美容師が案内いたします。
ご参考にしてください。
★後悔しない自毛植毛の選び方は担当ドクターの経験値と症例数です
★自毛植毛手術症例数:30000件以上のドクターが施術するクリニック
⇨親和クリニック
目次
まず「グラフト・株」ってなに?
自毛植毛は薄毛が気になる部分に後頭部周辺の髪の毛を移植する手術です。
後頭部周辺の移植用の「髪の毛・毛包」を一般的に「グラフト・株」と呼びます。
人の毛包にはだいたい1~4本の髪が生えていると言われています。
平均すると2.5本位です。
このためネット上での自毛植毛サイトには
「1000グラフトで約2000本~2500本」の提示が多くなっています。
また自毛植毛手術は大きく分けてこの「グラフト(毛包)の摂取方法の違いで」2つの手術方法があります。
・「切らない・メスを使わない:FUE方式」の場合は筒状の機材で毛包を一つずつ、くり抜いて吸い出します。
・「切る・メスを使う:FUT方式」の場合は、まず毛包周辺の頭皮(皮膚)を帯状に切り取ります。その後切った頭皮(ドナー)を専門スタッフが、毛包を一つずつ切り分けていきます。この作業を「株分け」と呼んでいます。
関連記事:自毛植毛手術、FUE・FUT方式それぞれの特徴・メリットとデメリット
1000グラフトでどれくらいの薄毛部分がカバーできるの?
⇩生え際の後退が気になる場合 :約1000グラフト
生え際が少し後退している場合(オデコが広くなってしまった)は、必要最低限約1~2センチ程のみ(生え際を下げて)植毛したいと思うでしょう。
この場合は、頭の大きさ(生え際の長さ等)によっても異なりますが、
生え際のラインを1~2センチほど下げる(オデコを狭くする)には、平均すると約1000グラフト(2000本~2500本)が必要と言われています。
また生え際全体ではなく両サイドのみ、一般的に言われる「M字部分」だけであれば、約400~500グラフトが必要でしょう。
しかしここで1つ問題があります。
現在薄毛で悩まれている人は、将来的にもっと薄毛が進行してしまう可能性があります。
仮に「生え際だけ」に自毛植毛を行ってしまい、数年後にもっと薄毛が進行してしまうと、
「生え際部分だけ数センチに髪が残り、その後ろの髪が無いアンバランス・不自然な状態」になってしまう危険性があります。
生え際やM字部分「だけ」が気になる場合でも、将来の薄毛化のことを考えるならば、
生え際の薄毛の部分より少し上の部分にも散らして植毛することをおすすめします。
⇩生え際と頭頂部、両方が気になる場合:約2000~3000グラフト
生え際から頭頂部(ツムジ部分、天頂部)まで薄毛が進行しており、全体に植毛をご希望されるならば、約2000~3000グラフトが必要でしょう。
⇩広範囲にわたって薄毛が既に進行している場合 :約4000~6000グラフト以上
頭皮(髪の毛)全体が既に薄毛状態になっており、全体に植毛をご希望されるならば、約4000~6000グラフト以上の髪の毛が必要でしょう。
ただ、復活させたい「毛量感」は皆さん違います。
ある程度「フサフサ」にしたい人、「全体に少し増えれば満足できる人」など、復活させたい「毛量感」は皆さん違います。
例えば、
生え際と頭頂部が薄くなってきた人でも「他人からは前から見られる部分(生え際、前髪だけ)しか気にならないので、頭頂部は薄毛のままでも大丈夫」と思われれば、2000~3000グラフトも必要なく1000グラフトでも大丈夫です。
ご存知でしたか?
同じ1000グラフトでも、担当医師の経験値と技術力の「差」で仕上がりが全く違ってきます。
自毛植毛手術には「美容的要素」と「外科的要素」の2つの経験値が必要!!
「美容的要素」の経験値の必要性
経験値不足の医師だと、不自然な生え際や髪型になるかも・・!!
・髪の毛の生え方、毛の流れなどは人それぞれ違います。
私は美容師として長年働いてきた「経験値」があります。
ただこの経験値がなければ、髪の生え方や流れはわからず、カットは失敗してしまいます。
例えばカットならば失敗しても(申し訳ございません!!)、その後髪が伸びれば「元にもどります」
ただし、植毛手術は失敗すると「元には戻りません!!」
植毛手術を行う医師も同じです。
「美容的要素」の経験値が少なければ、髪の生え方や流れなどは理解できていません。
このような場合での手術では(同じ1000グラフトでも)不自然な生え際や髪型になってしまう危険性があります。
自毛植毛で失敗・後悔したくないならば、必ず「経験値豊富・症例数が多いドクター」にお願いしなければいけません。
★自毛植毛手術症例数:30000件以上のドクターが施術するクリニック
親和クリニック
「技術的要素」の経験値の必要性
経験値不足の医師だと、生えてこなかったり、傷が大きくなったり、生えてきた髪がスカスカ状態になるかも・・!!
2010年度に日本皮膚科学会は、「男性型脱毛症診療ガイドライン」を発表しています。
この発表の中で、自毛植毛手術は「男性型脱毛症に植毛術は有用か?」という項目で日本皮膚科学会は、(自毛植毛を)「行うよう勧められる」としています。
参照:公益法人日本皮膚科学会
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913421_2.pdf)
この発表の中では、植毛の生着率は「82.5%以上」となっています。
ただ、この「生着率:82.5%以上」で「(自毛植毛を)行うよう勧められる」には条件がついています。
この条件とは
・十分な経験と技術を有する医師が行う場合に限り」(自毛植毛を)行うように勧められるとしています。
この意味は
十分な経験と技術がない、医師・ドクターが自毛植毛手術を行うと「生着率」は下がるということです。
このように自毛植毛手術を受けるならば、必ず「十分な経験と技術を有する医師いる=経験値・症例数が多い医師・ドクター」がいるクリニックで行わなければ失敗・後悔する危険性が高くなります。
★自毛植毛手術症例数:30000件以上のドクターが施術するクリニック
親和クリニック
「切らない・メスを使わない:FUE方式」の場合でも「技術的要素」の経験値が少なければ
・後頭部周辺から「移植用の毛根(毛包)」を摂取する際に、毛根に傷をつけてしまう危険性があります。
先ほども書きましたが、髪の毛の生え方は人それぞれ違います。
経験値がなければ、この「生え方(毛根の方向性)」がわからず、摂取の際に傷をつけてしまう割合が多くなってしまいます。
残念ですが、傷がついた毛根は移植後に「髪は生えてきません」
「切る・メスを使う:FUT方式」の場合でも「技術的要素」の経験値が少なければ
・後頭部の傷跡が大きくなってしまう危険性があります。
FUT方式の場合、後頭部周辺から「移植用の毛根(毛包)」を摂取する際に頭皮を帯状に切り取ります。
その後この帯状に切り取った部分は「縫い合わせます。」
ただ経験値が少い(技術力が低い)場合、この傷跡が大きくなってしまう危険性があります。
経験値が豊富な医師が行えば、傷跡は「細い1本の線状」になるので多少髪を短くしても「傷跡」は見えません。
ただ技術力が低ければ傷跡は「太い線状の(1センチ以上になる場合も)傷跡」になり、髪を短くすると(傷が)見えてしまうことになってしまいます。
・生えてきた髪がスカスカになってしまう危険性があります。
担当医師の技術的経験値によって植毛できる本数や密度も変わってきます。
一度に約4000~6000グラフト以上植毛できるドクターは限られてきます。
経験値があまりない医師では一度に植毛できる本数が限られてしまいます。
一般的に薄毛でない人の髪の毛の「密度」は「1平方センチに約200~250本」と言われています。
経験値が豊富なドクターであれば、「1平方センチあたり100グラフト、本数で200~250本」まで可能です。
ただ、あまり経験値がないドクターの場合「1平方センチあたり20~30グラフト、本数で50~75本」と言われています。
この
・「1平方センチあたり20~30グラフト、本数で50~75本」と
・「1平方センチあたり100グラフト、本数で200~250本」
ではかなりの「差」があります。
写真で比較してみると・・・
⇩⇩1平方センチに200~250本(生え際)
この状態で「前髪を下すと」
このように経験値が豊富なドクターであれば「1平方センチに200~250本」ができるので、十分な毛の量(毛量)を復活できます。
ただ・・・
これがあまり経験値がないドクターであれば、「1平方センチに50~75本」
この「密度」が・・・
⇩⇩これが「1平方センチに50~75本」
この状態で「前髪を下すと」・・・
このように「1平方センチに50~75本」であれば、せっかく植毛しても「前髪がスカスカ状態」になってしまいます。
(上記写真は「貼る増毛」で、生え際やおでこの密度を再現しています。植毛ではありません)
関連記事:自毛植毛!一度にできる本数・密度はドクターによってこんなに違う!
★自毛植毛手術は担当医師の「美容的要素」と「外科的要素」の2つの経験値が高ければ、
希望するところに「自分の髪の毛を」自然に復活させることができる最高の薄毛治療方法です。
ただ・・・同じ1000グラフトの自毛植毛手術でも、担当医師の
「美容的要素」と「外科的要素」の2つの経験値が少なければ
・不自然な生え際や髪型になる危険性
・せっかく移植した毛根から髪が生えてこなかったり
・傷跡が大きくなってしまったり
・生えてきた髪が密度がなくスカスカになってしまった
このような「残念な結果」になる場合もあります。
後悔しない、満足できる自毛植毛手術を受けるには、必ず「経験値・症例数が多い医師に」お願いすることが失敗しないポイントです。
★自毛植毛手術症例数:30000件以上のドクターが施術するクリニック
親和クリニック
関連記事:自毛植毛の名医はだれ?後悔しない名医の選び方は経験値と症例数です。
1000グラフトの費用・料金比較
自毛植毛手術:経験値、症例数が多く、信頼できるクリニック(ドクター)
1000グラフト料金(FUE):約110万円
(刈り上げないFUE方式の場合:約220万円)
公式サイトはこちら↓↓↓
https://shinwa-clinic.jp
アスク井上クリニック1000グラフト料金(FUE):116万5000円
(刈り上げないFUE方式の場合:188万5000円)
公式サイトはこちら↓↓↓
https://asc-cl.jp
ヨコ美クリニック
100グラフト料金
FUE(刈り上げる) :約90万円
FUT(刈り上げない):約60万円
公式サイトはこちら↓↓↓
http://www.yokobikai.or.jp/
関連記事:刈り上げない自毛植毛はできるの?バレない自毛植毛の究極方法とは?
まとめ 自毛植毛手術は「経験値・症例数」が多いクリニックで受けるべき!!
最近はネット上でも「症例数」だけを多く宣伝しているクリニックもありますが、実はこの症例数の多くは、以前そのクリニックを立ち上げたこのようなレジェンドと呼ばれる数名のドクターによって行われた「症例数」も数多く含まれている事実があります。
そこからすると・・・
自毛植毛手術で失敗・後悔したくない方法とは!
・経験値・症例数がとても多い(30000症例以上)自毛植毛のレジェンド的存在:音田正光ドクター、滝田 賢一ドクターらが手術担当
・クリニックが 全国で4ヵ所:東京(新宿)名古屋、大阪、福岡ある
(アスク井上クリニック、ヨコ美クリニックさんは東京のみ)
・経験値・症例数が多いからできる:最新技術:高密度の自毛植毛MIRAI法が受けられる
・しっかりした髪の密度が再現できる!手術後に「密度がなくスカスカにならない!」
(高密度:1cm四方あたり80~100グラフト 一般的な自毛植毛での密度:1センチ四方に~40グラフト)
自毛植毛 親和クリニックが最も安心できる自毛植毛手術を受けることができるでしょう。