植毛で失敗して後悔するパターン4つ!自毛植毛の名医の選び方【美容師監修】
薄毛が進行した部分に確実に髪を生やす、復活させる自毛植毛
薄毛には大変効果的な増毛方法です。
私は20年以上薄毛業界で美容師として働いてきました。
その間多くの「自毛植毛体験者」のカットをしてきました。
多くの人は
「ホントに髪が増えた!」
「髪がスカスカだったが、手術後は髪の密度が増えて満足!」
「薄毛が進行して広くなってしまったおでこを狭くできた!」
と喜んでいました。
ただ・・・
残念ですが、自毛植毛手術後に後悔している人もいました。
その「後悔している理由」とは・・・
「(植毛したが)生えてこなかった」
「生えてはきたが、密度がなくスカスカ状態」
「不自然な生え際、髪のクセになってしまった」
「後頭部の傷跡が目立ってしまい、短髪にできない」
そこで、この「後悔している4つのパターン」の原因を追究していきます。
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★後悔しない自毛植毛の選び方は担当ドクターの経験値と症例数です
★自毛植毛手術症例数:3000件以上のドクターが施術するクリニック
⇨親和クリニック
目次
植毛で後悔する原因の全ては、担当医師・ドクターの技術力・熟練度の「差」です。
★「後悔している4つのパターン」の原因は、担当医師・ドクターの技術力・熟練度の「差」
先に答えを出してしまいますが、自毛植毛で後悔しないためには「技術力、熟練度が高い医師、ドクター」に手術を担当してもらうことです。
「技術力、熟練度が高い医師、ドクター」こそが、自毛植毛手術の名医です。
その前に、自毛植毛とは・・・
薄毛が進行している人でも、後頭部の髪は残っている場合がほとんどです。
この「薄くならない後頭部の髪(毛根)」を、薄くなった生え際や分け目などに移植・植毛する手術が「自毛植毛」です。
植えられた毛根からは今後ずっと髪は生え続けます。
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人の髪の生え方、クセは皆違います。(生えている場所によっても違います)
後頭部の移植用毛根を取るときには、髪の生え方が部分部分で異なるので毛根に傷をつけないような繊細な技術が必要になります。
また移植する時も、今ある自分の髪の流れやクセを見極めながら植毛する熟練度が必要になります。
なぜ「(植毛したのに)生えてこなかったのか?
★後頭部の毛根に傷をつけてしまった
移植用の後頭部周辺の毛根を取り出す際に慣れていないと、切り取る際に「毛根に傷をつけてしまう」場合があります。
残念ですが、傷ついた毛根は移植しても「髪は生えてきません」
先ほども書きましたが、髪の生え方は皆異なります。
毛根の方向性(毛根の根本の向き)も一定していません。
そのバラバラな毛根の方向性を見極めて、傷つけずに取り出すには熟練した技術力が必要です。
あまり慣れていないドクターの場合、毛根に傷をつけてしまい、せっかく植毛しても髪が生えてこない危険性が出てしまいます。
全自動植毛マシン(ロボット)ってどう?
最近色々なクリニックなどで「全自動植毛マシン(ロボット)」の宣伝を目にします。
確かに毛根の「表面」だけを機械的に計算して取り出すので、効率的かもしれません。
私は美容師として30年のキャリアがあります。
何度も書きますが、人の髪の流れ(毛根の方向性が重要)やクセは皆違います。
この髪の流れをわからずカットすると必ず失敗します。
(ごめんなさい)カットは失敗してもまた髪が伸びればもとに戻ります。(すいません)
ただ、自毛植毛は一度手術を受けると「もとには戻れません」
私個人的には美容師としての経験上(人の髪のクセもわからないような)「全自動植毛マシン(ロボット)」は信用していません。
(仮に全自カットロボットができても、私はそんなロボットには怖くて絶対に自分の髪はカットさせません!)
自毛植毛の名医も一部機械を使用しますが、「全自動植毛マシン(ロボット)」は使用していません。
なぜ「生えてはきたが、密度がなくスカスカ状態」になったのか?
★熟練したドクターの場合「1平方センチに200~250本」の植毛が可能
★慣れていない医師の場合「1平方センチに50~75本」になってしまう。
その前に、自毛植毛でよく使われるコトバ「グラフト・株」とは・・・
自毛植毛では後頭部の毛根のことを「グラフト」や「株」と呼びます。
人の毛根から平均して2~3本程度の髪が生えています。
そこで自毛植毛クリニックでは「1株・1グラフト」を約2~2.5本で計算するところが多いです。
例:100グラフト= 200~250本
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薄毛でない成人の一般的な髪の密度は「1平方センチに約200~250本」と言われています。
技術力のある熟練したドクターであれば、「1平方センチに100グラフト 約200~250本」の植毛が可能になります。
⇩これが「1平方センチに約200~250本」の密度:生え際です。
この密度が出れば、前髪の毛量もしっかりでます。
⇩「1平方センチに約200~250本」の密度:前髪
問題は、あまり慣れていないドクターの場合「1平方センチに20~30グラフト 約50~75本」程度しか植毛できません。
⇩これがの「1平方センチに20~30グラフト 約50~75本」密度:生え際です。
この密度しかなければ、前髪も毛量が少なくスカスカ状態です。
⇩これがの「1平方センチに20~30グラフト 約50~75本」密度:前髪です。
⇩比べてみるとよくわかります。
この密度の「差」が熟練したドクターと、あまり経験値がないない(慣れていない)ドクターとの「差」になります。
せっかく植毛するのであれば、シッカリとした密度で植毛できる熟練した技力があるドクターにお願いするべきですね。
なぜ「不自然な生え際、髪のクセになってしまった」のか?
★生え際の復活には美容的な技術力が必要
(これは人形の生え際です)
残念ですが植毛して、髪はしっかり生えてきたが「生え際が人形のような一直線」で不自然な結果を見たことがあります。
あまり経験値がないドクターであれば、植毛後の生え方などがわからず、とりあえず生え際から目いっぱい詰めながら植毛をしてしまう場合があります。
この結果、「人形のような一直線で不自然」な生え際が出来上がってしまいます。
経験値豊富な美容的な技術力があるドクターになると、植毛後の生え方を想像しながら植毛できるので自然な生え際ラインを作る、復活させることができます。
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先ほども書きましたが、人の髪の流れやクセは皆違います。
これがわかるには経験値が必要になります。
この髪の流れが経験上わからず植毛してしまうと、元々のクセと違う方向に髪が流れ出したりする場合があります。
こうなると、頭皮上の髪の流れがグチャグチャになりセットが難しくなったりします。
なぜ「後頭部の傷跡が目立ってしまった」のか?
★後頭部の縫合(縫い合わせ)技術が悪かった
植毛の方法は、大きく分けると2種類あります。
・FUE方式 メスを使わない「切らない自毛植毛」
(写真引用:親和クリニック)
FUE方式(Follicular Unit Extraction)
後頭部から毛根を取る際にメスなど使わず、直径数ミリの円柱状(筒状)の器具で毛根単位で抜き取る方法
一般的に「切らない自毛植毛」と呼ばれているのがこのFUE方式です。
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FUT方式 メスを使う 「切る自毛植毛」
FUT方式(Follicular Unit Transplantation)
後頭部から毛根を取る際に、(毛根ごと)頭皮を帯状に切り取る方法
切り取った頭皮はすぐに縫合(縫い合わせ)します。
一般的に「切る自毛植毛」と呼ばれているのがこのFUT方式です。
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「後頭部の傷跡が目立ってしまった」主な原因がこのFUT方式の際に、切り取った皮膚の縫合がうまくいっていなかったためです。
技術料のあるベテラン医師の場合、縫合技術も高く、縫い合わせた傷もきれいで、手術後数位ケ月後に刈り上げても「ほとんど傷がわからない」くらいです。
ただ、あまり慣れていないドクターの場合は、傷が大きくなってしまう場合があります。
また「切らない自毛植毛:FUE方式」でも、円柱状(筒状)の器具の扱いに慣れていないと後頭部から毛根を摂取する際に「荒く」なってしまい、後頭部にボコボコした傷が目立つ場合があります。
経験値豊富・技術力が高い医師・ドクターが手術を担当してくれる「自毛植毛クリニック」
★親和クリニック・音田正光ドクター
・FUSS方式(FUT方式の一種)症例数1000以上
・FUE方式症例数 2000以上
・1回の手術で5000グラフト(約13000本)の移植手術ができるドクター
クリニック所在地:東京 大阪 名古屋 福岡
公式ホームページはこちら↓↓↓
https://shinwa-clinic.jp
★親和クリニック滝田 賢一ドクター
・4年間で800症例以上
・1回の手術で5000グラフト(約13000本)の移植手術ができるドクター
クリニック所在地:東京 大阪 名古屋 福岡
公式ホームページはこちら↓↓↓
https://shinwa-clinic.jp
★アスク井上クリニック・井上浩一ドクター
・4200件の症例数
・1回の手術で4000グラフト(約10000本)の移植手術ができるドクター
クリニック所在地:東京
公式ホームページはこちら↓↓↓
https://asc-cl.jp
★ヨコ美クリニック
・今川 賢一郎ドクター
・日本の自毛植毛のパイオニア的存在
・15000症例 年間500~600件の手術回数
・1回の手術で3000グラフト(約7500本)の移植手術ができるドクター
クリニック所在地:横浜
公式ホームページはこちら↓↓↓
http://www.yokobikai.or.jp
自毛植毛の費用・値段はどれくらい必要なの?
★自毛植毛での移植用髪の毛1本の費用は約500円~700円
生え際やM部分をカバーするためには平均して1000本(400~600グラフト)が必要になります
費用:約50万円から70万円
植毛する範囲が広がれば、その分費用もかかってきます。
仮に頭皮全体の薄毛を植毛でカバーするとなると、やはりかなりの費用になります。
ホントは自毛植毛が一番安上がりな増毛方法だった
★植毛は1回の出費で、増えた毛量を維持・キープできるので経済的
「生え際の復活に50万円~60万円って安くないじゃん!!」
こう感じる人は多いでしょう。
「50万円~60万円」って決して安いお金ではありませんね。
ただ自毛植毛は1回の出費は高額になるが、「増えた毛量をそのまま維持・キープ」できます。
髪を増やす方法としては、植毛以外に「薄毛治療薬(プロペシアやミノキシジル)」や「増毛」があります。
ただ、この薄毛治療薬(プロペシアやミノキシジル)や増毛は「増えた(増やした)毛量を維持するには、継続的に費用がかかり続けます」
お金を使うのを止めると、元の薄毛に戻ってしまいます。
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薄毛治療の費用は一般的に月間で「約1万円~3万円」年間にすると「約24万円~36万円」になります。
この費用が今後ずっと続きます。
増毛で1000~1500本の毛量を維持するには年間「約14万円~21万円」がかかります。
(初年度は少す安くなる場合が多いです)
そこで3年間でかかった費用を比べてみると・・・
植毛 | 薄毛治療薬 | 増毛 | |
初回費用(値段) | 約50万円~60万円 | 約24万円~36万円 | 約7万円~10.5万円 |
1年後のメンテナンス費用 | 0円 | 約24万円~36万円 | 約14万円~21万円 |
2年後のメンテナンス費用 | 0円 | 約24万円~36万円 | 約14万円~21万円 |
3年後のメンテナンス費用 | 0円 | 約24万円~36万円 | 約14万円~21万円 |
3年間で掛かった費用(値段) | 約50万円~60万円 | 約72万円~108万円 | 約49万円~73.5万円 |
このように3年間でかかった費用を比べると「自毛植毛が一番経済的・安い」結果になります。
しかも「薄毛治療薬」と「増毛」は3年後もずっと費用が継続的にかかってしまいます。
自毛植毛は最初にかかる費用は多少高額になりますが、長期で計算すると「一番経済的・安く」髪を増やす方法です。
まとめ
後悔しない自毛植毛を受けるには、自毛植毛の名医「経験値豊富・技術力が高い医師・ドクター」に手術を担当してもらうことです。
あまり慣れていないドクターが手術を担当すると・・・
「(植毛したが)生えてこなかった」
「生えてはきたが、密度がなくスカスカ状態」
「不自然な生え際、髪のクセになってしまった」
「後頭部の傷跡が目立ってしまい、短髪にできない」
このような残念な結果になってしまうかもしれません。
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★後悔しない自毛植毛の選び方は担当ドクターの経験値と症例数です
★自毛植毛手術症例数:3000件以上のドクターが施術するクリニック
⇨親和クリニック