抜け毛予防、髪の毛を伸ばす基本。シャンプー&マッサージ方法!
2017/10/23
お金を掛けずに薄毛対策。
抜け毛予防+髪を伸ばすのに一番簡単でしかも大切なシャンプー方法と頭皮マッサージ方法を紹介いたします。
毛髪再生復活・育毛には「頭皮ケア:スカルプケア」が重要です。
頭皮に優しいシャンプー方法と頭皮マッサージ方法を行えば抜け毛予防になり、髪を早く伸ばすこともできるようになります。
薄毛業界で20年以上働いてきた現役美容師が案内いたします。
目次
「髪の再生復活」・育毛の秘訣!ヘアケアからスカルプケアの時代へ・・・
「シャンプーは、何のためににするのでしょうか?」
この質問をすると、ほとんどの人は
「髪を洗うため」と答えます。
もちろん「髪の毛を洗うため」で間違いではありません。
ただ・・
抜け毛予防、髪を伸ばす目的。「毛髪再生・育毛」から考えると
「髪を洗う・ヘアケア」から「頭皮ケア:スカルプケア」の方がより重要になります。
「新しい髪を再生、復活」・育つ、伸びる(育毛)ためには、頭皮下の毛母細胞に多くの栄養分(血液)を与えてあげなければいけません。
反対に毛母細胞が栄養不足になってしまうと、髪は育たず抜け毛になってしまいます。
正しいシャンプーと頭皮マッサージを行えば、頭皮の血行がよくなり「抜け毛予防」になり、「髪を伸ばす・育てる」ことができます。
また頭皮マッサージには、毛穴を開く効果もあり、(毛穴)に詰まった皮脂や汚れも取り出す効果もあります。
シャンプー前にホホバオイルでスカルプケア!!
・乾燥頭皮にはホホバオイルでスカルプ保湿ケア!!
もともと頭皮には適度な脂分(皮脂)で作られたバリアゾーン(皮膜)があります。
このバリアゾーンのおかげで、毛根に外部からバイ菌などが侵入しないようになったり、紫外線から頭皮を守っています。
頭皮が乾燥している場合はこのバリアゾーンもなくなっている状態で、毛根がバイ菌などで感染を起こしやすく頭皮環境が悪化して「抜け毛」の原因になります。
シャンプー前に天然のホホバオイルを頭皮に塗って暫く放置してください。
できればシャワーキャップなどをかぶり、お湯につかって5分~10分そのままにしてください。
その後ゆっくり優しく頭皮マッサージを行ないます。
ホホバオイルには天然の「保湿作用」があり、乾燥した頭皮を修復してくれます。
またマッサージを行うことで、毛穴に詰まった老廃物や不要な皮脂などを浮き上がらせる事ができます。
・脂性頭皮にもホホバオイルでスカルプケア!!
頭皮が脂性の人にもホホバオイルマッサージは有効的です。
このようなタイプの人は「過剰な皮脂」が分泌されています。
過剰な皮脂は毛根を塞いでしまい、これも毛根の炎症の原因になり、抜け毛の危険性があります。
ホホバオイルで頭皮マッサージは行えば、
「脂(ホホバオイル)で脂(過剰な皮脂)を溶かす」ことができ「適度な皮脂」の状態にできます。
このようにシャンプー前にホホバオイルマッサージを行えば、
頭皮環境もより良くなり抜け毛予防になり、健康な髪が育ちやすくなります。
ホホバオイルマッサージは1週間で1~2度くらい行うのが目安です。
抜け毛を「増やす」髪の毛が「伸びない」危ないスカルプケア!!
間違ったスカルプケアは、抜け毛を増やし、髪が伸びない危険性があります。
危ないスカルプケアには・・・
・朝シャン(朝シャンだけはもっと危険)
・シャンプーのやりすぎ
・自分の頭皮タイプに合っていないシャンプー剤の使用
・湯シャンも微妙・・
などがあります。
「抜け毛が増える」危ないスカルプケアに関しては
当ブログ内:関連記事
>>髪が抜ける。抜け毛が増え髪スカスカ。原因はシャンプー&マッサージ!?
をご参考にしてください。
頭皮に優しいシャンプー方法&頭皮マッサージ方法
シャンプー前にはブラッシングを忘れずに!!
髪の毛にはけっこうホコリや花粉などが付いています。
シャンプー前にブラッシングをすることで、ホコリや花粉などを落とせるので、洗浄効果もアップします。
また頭皮に付いたフケも浮き上がらせることができます。
また髪のもつれを解いてあげることもできるので、シャンプー時の抜け毛を防ぐ効果もあります。
ブラッシングはいきなり毛の根元からするのはNGです。
まずは毛先から梳かして、その後に中間部を梳かし、最後に毛の根本かゆっくりと梳かしてください。
できれば、ブラシは天然毛(馬毛や豚毛)を使用してください。
プラスチック系ブラシで髪を梳かすと、髪が静電気を帯びてしまいます。
静電気は髪を傷めてしまいます。
天然毛のブラシには自然な脂分があるので、髪を傷めません。
シャンプー&頭皮マッサージのやり方
・シャンプー前にはたっぷりのお湯で髪をすすぎます。
・髪の長さに合せてシャンプー剤を手のひらでよく泡立てます。
シャンプー量はセミロングの長さで約500円玉くらい(ポンプ容器で1~2プッシュくらい)が目安です。
泡立ちが悪い状態で髪を洗うと、髪と髪がこすれてしまい摩擦で髪を傷めてしまいます。
特に髪にワックスなどがついていると、1度目のシャンプーではあまり泡が立ちません。
1度目のシャンプーは「髪の汚れを洗い流す」イメージで良いです。
2度目のシャンプーでしっかり洗えますので1度目は無理にゴシゴシとは洗わないようにしてください。
軽くすすいでから2度目のシャンプーにはいります。
適量のシャンプー剤を手のひらで泡立てて、「頭皮を洗う」イメージで行ないます。
ツメを立てないように指の腹を使い、頭皮を軽く掴むようにして小さな円を描くように頭皮全体をマッサージしながら洗います。
・2度目のシャンプーが終わったらシッカリと頭皮に残ったシャンプー剤を流し落としてください。
どんなに高級なシャンプーでも頭皮に残っていると、痒みや炎症の原因になってしまいます。
シャンプー剤を完全にすすぎ終われば、トリートメントリンスを行ないます。
髪の毛をタオルドライした後は、「完全に」ドライヤーで髪を乾かしてください。
半乾き状態で寝てしまうのはNGです。
頭皮の半乾き状態は、(頭皮上では)細菌、バイ菌が繁殖しやすい環境になり、痒みや炎症の原因になり「抜け毛」になってしまう危険性があります。
髪の毛は「完全に」乾かしてからベットに入ってください。
★頭皮タイプ別:美容師がおすすめする育毛シャンプー
>>男性用育毛シャンプー:油性肌、乾燥肌、敏感肌別おすすめ育毛シャンプー
>>女性用育毛シャンプー:油性肌、乾燥肌、敏感肌別おすすめ育毛シャンプー