生え際も自然で満足できる!バレないカツラは作れるの?

      2018/10/17


「カツラって絶対バレるよなァ!」

「カツラで作った生え際って不自然だよなァ!」

「バレないかつらはできないの?」

よくお客様から聞かれる質問です。

 

今は新しい素材や付け方が進歩して自然なカツラは作ることができます。

生え際も自然でカツラと頭皮の境目もほぼ見えなくすることもできます。

 

自然なカツラの作り方!

薄毛業界(カツラ業界含む)で20年以上働いてきた現役美容師が案内いたします。ご参考にしてください。

>>プロが触れても分からない!自毛感覚を是非ご体験下さい!

自然なかつらはできないの?なぜバレバレのカツラになるの?

バレバレかつらの条件:これじゃあバレます!

街なかでたまに見かける「バレバレで不自然なかつら」にはある程度共通点があります。その共通点とは・・

・生えぎわが不自然。(一直線な生え際が不自然)

・帽子のような不自然さ。頭皮とフィットしていない
(いかにも「乗っかっている・被っている」ようなカツラ)

・不自然な髪の毛の量。(異常な位の毛量)

などがあります。

 

確かにこのようなカツラを付けていると、不自然でバレバレです。

一般的なカツラのイメージは残念ですが、このような感覚のようです。

 

そのせいでしょうか、よくお客様からも

「カツラって絶対バレるよなァ!」

「カツラで作った生え際って不自然だよなァ!」

温泉なんか絶対無理でしょ!だってすぐ外れそう・・」

「バレないかつらはできないの?」

「自然なかつらはどうすればできるの?」
と聞かれます。

 

今ではかつらの素材や、付け方も進歩して
「自然なかかつら」はできるようになっています。

 

自然なかつらの作り方。

自然な生え際

上の動画:貼り付け増毛提供⇨かつら屋ドットコム
上:貼り付け増毛価格:37000円

生え際が自然なカツラ

貼り付け 増毛 画像
「貼り付け増毛(貼る増毛)ってなに?カツラとの違いは?バレないの?」でも紹介しましたが、
「貼り付け増毛」であれば、生え際部分も自然に作ることができます。

生え際部分に薄く透明なシート(人工皮膚)やレース生地を使うことで「かつらのベース・土台と頭皮との境目がほぼ見えなくなり」自然です。

 

特に最新の技術では

フロント・生え際部分の髪の根本を脱色加工することで額の頭皮と「色」を同化・透過させることで、

自肌に溶け込むように馴染み自然な生え際・「バレない生え際」をつくることができます。

 

アデランスさんのヘアーパーフェクトシリーズの上位ランク「フリーダム」がこの「自然な生え際」を作り出す「インビジブル毛植」技法を取り入れています。

動画でもその「バレない生え際」を確かめてみてください。

この貼り付け増毛の根本を「肌色」する技法であれば、濡れた髪で「生え際」は自然に見えます。

貼り付け増毛 貼る増毛 画像

オールバックスタイル:生え際部分が濡れても、自然に見せることができます。

上の動画:貼り付け増毛提供⇨かつら屋ドットコム 上:貼り付け増毛価格:37000円から

アデランスさんの「インビジブル毛植」の技術と同様に髪の根本を脱色して「肌色」にすることで生え際お自然、オールバックスタイルも大丈夫です。

 


 

また「バレバレかつら」の生え際部分は毛量が不自然に多くなっています。

貼り付け増毛の根本脱色加工を利用すれば、わざと「生え際部分を薄くして自然にみせる」こともできます。

貼り付け増毛(貼る増毛)ってなに?カツラとの違いは?バレないの?
40代50代の方ならば、ある程度「生え際が薄い」方が自然に見えますね。

 

自然なフィット感:頭皮とかつら製品との密着度が自然にみえるポイント

下の写真のように、かつらが頭皮から浮いていると(密着していないと)帽子のように不自然になります。
不自然に浮いたカツラ
上の写真ではカツラが浮いて見えるので不自然感があります
自然なカツラ
上の写真のように、同じカツラでも、かつらを頭皮と密着させることで自然感(フィット感)ができます。

 

フィット感は良くても、カツラは簡単に外れない?剥がれない?

お客様が、かつら製品を付けるにあたって一番心配なこと、気になることが(よく質問された内容)

・簡単に外れてしまうのではないか?

・どういった方法でかつら製品を装着すればいいの?
でした。

 

以前はかつらの止め方はストッパー(ピン)が主流でした。

もちろんこのストッパーでも頭皮に密着させることはできます。

 

ただ今では「結びつけ増毛」や「貼り付け増毛」のテクニックでより頭皮と密着させることができるようになりました。

またこのテクニックを使えば、強力にかつらを頭皮に付けることができるようになり、
(かつらが)ズレたり、外れたりしなくなります。

 

編み込み式接着方式(結びつけ増毛)なら「外れない・剥がれない」!!

透明シートやレース生地は接着剤(ボンド)や強力な両面テープで貼り付けます。

 

強力なものを使用すれば1~3週間程度は、貼り付けたままで大丈夫です。

シャンプーも付けたままで大丈夫です。

そのままスキューバダイビングをされているお客様もいます。

 

ただ・・
強力な接着剤や両面テープでも「絶対に剥がれない、外れない」わけではありません。

 

そこで
「外れてしまう、剥がれてしまう・・」こんな不安があるならば

アデランスの新・編みこみ方式「HP-1」システム(無料増毛体験)
スヴェンソン式増毛法(無料増毛体験)がおすすめです。

 

自分の髪を利用して、増毛製品と髪の毛を(髪の根本で)結びつける(編み込む、くくり付ける)ので、
外れることもなく激しい運動やお風呂なども大丈夫です。

 

また装着部分を「剃る」こともないので、「髪を剃ることに抵抗のある人」も安心です。

フロント部分をレースや透明シートで「貼り付け」増毛して、後ろ両サイドだけは「編み込み式増毛方法」にする人も多いようです。

 

ただ・・
編み込み式接着方式(結びつけ増毛)は「剥がれない・外れない」のが良いのですが、

「自分で脱着できない・外せない」問題点もあります。

 

「剥がれない・外れない」安心感はあるのですが、自分で外せないので
頭皮がシャンプーで毎日洗えず「頭皮の痒み」を感じる場合があり、貼り付け増毛に戻る人も多いです。

 

自然な髪の毛の量(毛量感)

カツラの髪の量は、耳周りや後頭部、もみあげ周辺の髪の量に合わせる。

時々見かける「異常な位の毛量のカツラ」

やはりこれは不自然ですね。

 

私は美容師でありカツラ技術者でもあります。

カツラを初めてつける人はその「毛の多さ」に大体驚かれます。

そして段々カツラの毛を梳いて「少なめ」の毛の量(毛量感)で満足されます。

 

ただ・・・
長年カツラをつけていると、多くの人が段々毛の量を、もっと求めるようになります。

毛の量が少なくなることや、地肌(頭皮)が透けて見えることにとても「敏感・不安」になり、新しいカツラに移行する場合は
「以前よりももっと多めのけの量」を求められる傾向にあります。

これが繰り返されることで「不自然な毛の量のカツラ」になるようです。

 

★カツラの毛量は耳周りやもみあげ周辺の毛の密度に合わせる。

薄毛が進行される人は比較的、耳周りやもみあげ周辺の毛の密度も薄くなる傾向があります。

耳周りやもみあげ周辺の毛の量が「少い・薄い」人が、「それ以上の」髪の量のカツラをつけると、全体のバランスが悪くなり
「帽子のような不自然な毛量のカツラ」になりやすいです。

 

年齢相応の毛量に合わせる。

50歳や60歳でも髪の毛がフサフサの人は確かにいます。

ただ、大体の人は年齢を重ねるにつれて毛量は減ってきます。

 

50代になり、白髪が増え、もみあげ周辺や後頭部の毛量が少なくなっているのに、カツラだけがフサフサでは不自然です。

 

年齢相応の毛量

例えば
40代ならば70%位の毛量

50代ならば60%位の毛量

60代ならば50%位の毛量

が目安です。

 

定期的なメンテナンス

・カツラの髪が変色(退色)して自分の髪の色と全く変わってしまい、「バレバレなカツラ」

・カツラの毛が傷んでチリチリになった「バレバレなカツラ」

・カツラ全体がボロボロになっても、そのまま使用している「バレバレなカツラ」

これらの原因はカツラのメンテナンス不足です。

 

自然なカツラを維持するには定期的なメンテネンスが必要です。

 

カツラも長年使用していると傷んできます。

・カツラの髪の色を自分の髪色ともう一度合わせる(毛染をする)

・カツラの毛の縮れをアイロン等で直す。

このような定期的なメンテネンスが「自然なカツラ」では重要になります。

 

カツラの価格

カツラの耐久年数は約2年から3年です。

ストッパー等で毎日外すようなカツラの方が傷みが少なく耐久性があります。

「結びつけ増毛」のテクニックで頭皮にずっと装着したままだと(毎日外すカツラと比べると)傷みやすく耐久性が落ちます。

 

また生えぎわに「貼り付け増毛」の薄いシートやレース生地を使用すると(生え際は自然ですが)、生地自体が薄くデリケートなため、傷むスピードも上がり数ヶ月から半年程度で破れてしまう場合があります。

 

カツラの価格は

大手の会社で大きさや仕様にもよりますが、約30万円~40万円程度になります。

また、負担をおさえる為に月額制度を用意している大手会社もあり、

年会費制度やカツラ自体をレンタル方式で販売して、1ヶ月で1~2万円程度のメンテナンス料金(レンタル料金)を払い、壊れたり傷んだりすると新しいカツラと交換してくれる制度もあります。

 

まとめ

自然なカツラの作り方のポイント

・自然な生え際
(貼り付け増毛のテクニックがあればカツラと頭皮の境目もわからなく作れます。)

・自然なフィット感
(貼り付け増毛、結びつけ増毛のテクニックがあれば、カツラと頭皮を強力に密着させることができます。)

・自然な毛量
(年齢相応、またもみあげや耳周りの髪の量・密度にあわせてカツラの毛量を調節する)

・定期的なメンテナンス
(カツラの髪の色の変色・退色・傷みは、バレやすいカツラの原因のひとつです。)

 

カツラの価格

・大きさやカツラの仕様にもよりますが、約30万円~40万円程度。

・月額制度(レンタル方式)であれば毎月1~2万円程度のメンテナンス料金(レンタル料金)で使用できます。

 

薄毛業界20年以上勤務のカツラ技術者がおすすめ・推薦する増毛会社

アデランス

・全国に約300店舗あるので、通いやすい。

・「インビジブル毛植」など最新の「生え際を自然に見せる・バレない」技術をもっている。

・貼り付け増毛、、編み込み増毛 両方を行っている。

・年会費制のアデランスヘアクラブがあるので、毎月の費用がわかりやすい。

 

★年間に掛かる費用

年会費制:ヘアクラブ

年間費用:171,720円~
月額:15,220円~

カット・装着費用
1回:5508円

年間合計費用
237816円

月額:19818円
増毛会社で結局一番安く利用できる。

公式サイト⇩⇩⇩
http://www.aderans.jp/

 


 

スヴェンソン

・安心の「外れない、剥がれない」スヴェンソン式増毛法(ヘアウィービングシステム)

・自分の髪の毛に結びつけるので、頭皮とフィットして自然に見える

編み込み接着方式(ヘアウィービングシステム)しか行っていない。
貼り付け接着方式は行っていない(ピン・ストッパー式は行っている)

・「定期定額プラン」があるので毎月掛かる費用が明確

 

★年間に掛かる費用

年間費制:マンスリー14

最初にかかる費用:初期 108000円

月額:15120円

カット・装着費用
1回:5508円

年間合計費用
355536円
月額:29628円

公式サイト⇩⇩⇩
https://www.zoumou.net/

 


 

 

アートネイチャー

・全国主要都市に約190店舗

・カツラ系以外の増毛商品「マープシリーズ」が充実している。

・ただ、年間に掛かる費用の公式発表はなく
問い合わせてみても「大きさやその人の使用頻度によって月に掛かる費用は異なる」とのことです。

公式サイト⇩⇩
http://www.artnature.co.jp/


 

特にアデランスとアートネイチャーは提供するサービス内容も似ている会社です。

 

まずは自分の家から通いやすい両方の店舗で「無料カウンセリング」を受けて

・店舗の清潔さ

・自分の悩むところにキチンと対応してくれるか

・スタッフの対応・態度

・明確な見積もり
などを比較してみることをおすすめします。


 

自分でカツラの脱着ができるなら・・・かつら屋ドットコム

当ブログで使用しているカツラ、貼り付け増毛の写真・動画は「かつら屋ドットコムさん」提供です。

 

かつら屋ドットコムさんはカツラや貼り付け増毛の通信販売専門会社です。

その為、自分の髪の毛のカットや、カツラ・貼り付け増毛の脱着は行っていません。

 

しかし通信販売に特化しているので、価格は安くなっています。

アデランスさんの「インビジブル毛植」システムと同様の「生え際が自然な」カツラ・貼り付け増毛が1枚37000円~です。

 

カツラ・貼り付け増毛のカットや、毛染め・(カツラの)シャンプー+セットなどのメンテナンスは行っています。

公式サイト⇩⇩

http://katsura-ya.com/

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