パーマやヘアカラーでも抜け毛は増え、ハゲ・薄毛になる危険性あり!?
2017/10/19
今では男女共におしゃれに欠かせないパーマやヘアカラー。
ただ薬液の刺激は確かに地肌を傷め、頭皮に炎症を起こし抜け毛が増える原因となるため、注意が必要です。
しかしパーマ液やカラー剤の選択や塗布方法によっては、「薄毛を気にしないで」パーマヘアーやヘアカラーを楽しむ方法があります。
薄毛業界で長年働いてきた現役美容師からのアドバイスです。
なるべくパーマ液を頭皮につけない
パーマヘアー(ウェーブヘアー)でファッションを決める芸能人を男女共に最近よくテレビで見かけます。
その影響か最近街なかでもパーマヘアーの人が増えています。
ただこのパーマ液は頭皮には「良いものではありません。」
もちろんパーマ液をかけるとすぐに抜け毛が増えるわけではありませんが、この薬液で頭皮に痒みがでたり、炎症を起こしてしまう場合があります。
また普段は何ともなくても、体調が悪い時などに痒みや炎症が起きる場合もあります。
頭皮の炎症は抜け毛の原因になります。
・パーマ液は工夫次第では「なるべく頭皮につかないように」できます。
薬液を泡状にしたり、ロッド一本一本を頭皮から浮かせながら薬液が頭皮につかないよう慎重に薬液を塗布したりなど、工夫をすることはできます。
ただ時間がかかる作業になってしまうので、正直美容師サイドとしては面倒な作業になります。
まずは担当美容師さんと「人間関係を良くして」お互いの信用関係を良い状態をつくるのが一番良い方法でしょう。
そうすれば担当美容師さんに色々と相談・お願いができるはずです。
ヘアカラーの回数を減らす、刺激の少い薬液を使う
街なかで「髪の毛を染めていない、黒髪の女性」を捜すのは困難なくらい、皆さんヘアカラーを楽しんでいます。
男性でも最近髪の色を変えに来店される方も多いです。
ヘアーカラー剤はパーマの薬液と異なり、薬液を頭皮に直接塗らなければいけません。
以前と比べた場合カラー剤の刺激性は少なくなっていますが、やはり痒みや炎症を起こす人はいます。
炎症は抜け毛の原因になってしまいます。
美容室では初めてのヘアカラー前には事前にアレルギーをチェックする、パッチテストを行います。
だだ、今まで問題ない場合でも急にアレルギー反応で炎症が出てくる人もいます。
天然植物性のカラー剤は比較的刺激は少いですが、現在では杉や麦など自然物のアレルギーもあるので、ヘナなどの植物性カラー剤でも炎症反応がでる場合もあります。
今は家庭用のヘアカラー剤もドラッグストアなどで簡単に手に入ります。
家庭用ヘアカラー剤は美容室のものと比べて染まる時間が早いなど刺激が強いものもあるので、使用前には必ずパッチテストが必要です。
家庭でヘアカラーをした後はしっかりと薬液を流しとってください。
家庭用のシャワーは美容室と比べると水圧は低くなっています。
シャワーは頭からかかるので、首の根本付近にカラー剤の洗い残しを見かけることがあるので注意してください。
洗い残しのヘアカラー剤は頭皮の炎症の原因になります。
まとめ
今では髪のパーマやヘアカラー、白髪染めは男女ともにオシャレには欠かせない存在です。
ただ10代20代の若いうちからヘアカラーとパーマをたくさんしてきた場合ほど薄毛になりやすいと言われています。
パーマもヘアカラーも健康な状態の髪を薬品で「一度傷ませてから」ウェーブを出したりカラーを入れたりするので当然、髪に良いものではありません。
薄毛が気になるならば、本当はパーマやカラーは止めた方が良いのですが、なかなか急に止めるのも難しいでしょう。
なんでも相談できる美容師さんを見つけることができれば、薬液の選択から塗布方法まで色々と工夫をすれば「薄毛になることを気にせず」パーマやカラーを楽しむことができると思います。