女性特有の抜け毛の原因に、更年期とダイエットが多い理由とは・・・

      2017/02/27

女性の抜け毛の原因
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女性の抜け毛の原因や特徴は男性とは異なります。
「薄毛」は男性だけの悩みではありません。
女性特有の「更年期」と、やはり気になる「ダイエット」。
これらは抜け毛の大きな原因です。
ではなぜこれらが抜け毛の原因になるのでしょうか?
その理由とは・・・

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女性特有の抜け毛の原因は何?

現在女性の10人に1人は女性特有の薄毛や抜け毛に悩みを持っているとされています。
この数字は年々増えています。
男性は3人に1人なので、この数字からするとまだまだ少ないのですが、それでも女性の薄毛や抜け毛の悩みも男性同様年々増え続けていると言われています。

女性は男性の薄毛にように、一部分(天頂部や生え際部分だけ)の髪の毛が抜けおちるようなことはまずありません。
女性ホルモンには髪の毛を育てる働きがあります。
反対に男性ホルモンは体内の酵素によって脱毛原因になります。
女性も体内には男性ホルモンがありますが、(当たり前ですが)その量は男性比べると少なくなっています。
このホルモンバランスがうまく保たれていると、抜け毛の量も正常に保たれます。

ただこのホルモンバランスが崩れると「抜け毛の原因」になってしまいます。

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更年期になるとなぜ抜け毛が増えるの?

更年期になるとホルモンバランスが崩れる。
これが女性の抜け毛の原因のひとつです。

更年期の時期は女性が閉経を迎える前後の約5年間が一般的です。
人によっても多少異なりますが、多くの方は45歳から55歳位で女性は閉経を経験されます。
閉経によって卵巣の機能が低下することで女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が少なくなってきます。

エストロゲンが減ることによって異常発汗、動悸・息切れ、イライラ、集中力の低下など様々な症状が現れはじめます。
エストロゲンは毛周期(ヘアーサイクル)の成長期を持続させて髪を生育させる働きがあります。
このエストロゲンが減ることで毛周期(ヘアーサイクル)が乱れてしまい成長期の期間を短くして、早期で休止期に移行してしまいます。
この為、まだ成長していない短く細い髪の状態の毛で抜けてしまい薄毛を進行させます。

このように女性の場合は更年期によってホルモンバランスが崩れることで抜け毛が増えて薄毛が進行してしまいます。
上記の瀰漫性脱毛症が起きる時期で最も多いのがこの更年期の期間です。

無理なダイエットは抜け毛のはじまり

男性よりも女性の方がダイエット経験者は圧倒的に多いです。
やはり男性よりも「美」に関する要求は女性の方が大きいようです。
ただ「美しくなりたい為のダイエット」も「抜け毛、薄毛の原因」のなります。

最近よく目にするダイエットに「極端な食事制限」があります。
よくテレビやネットでみる、○○だけ食べるダイエット、○○は食べないダイエットなどが有名ですね。
リンゴだけ食べる、バナナだけ食べる、炭水化物は全く食べない、などなど。
極端な食材だけの食事や、食事そのものを制限すると、体は栄養失調状態になりやすいです。

栄養失調状態では髪への栄養補給もなくなり、頭皮からの栄養が行かなくなった髪は最終的に抜けてしまう場合があります。
髪の毛は頭皮下の毛乳頭が毛細血管から栄養を吸収して育ちます。
栄養分が十分に与えられない毛乳頭は段々弱ってしまいます。

ダイエットによる抜け毛、薄毛が怖いのは「一度弱った毛乳頭を元の健康な状態に戻すことは難しい」と言われていることです。

ダイエットを中止しても毛乳頭が弱ってしまっていると健康な髪の毛は育ちにくくなってしまいます。

まとめ

女性の抜け毛の、大きな原因は「ホルモンバランス」が崩れること。
特に更年期の時期はこのホルモンバランスが崩れやすく抜け毛が多くなります。
また女性がよく行うダイエットも抜け毛の原因。
怖いのはダイエットなどで一度毛乳頭が傷つくとなかなか修復は難しく、ダイエットを中止しても健康な髪の毛が育たない場合が起きてしまうことです。

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