50代女性薄毛の特徴と原因。抜け毛対策で第二の人生を楽しむ方法！

50代になるとやっと段々仕事や家庭も落ち着きだす人が多くなってきます。

これから先は「自分の時間を大事にしよう」「もっと外に出て趣味を広げよう」と考え、行動に移そうとした矢先に抜け毛が増え、薄毛で悩むのは、やはり嫌ですね。

50代女性の薄毛の特徴やその原因と対策を、薄毛現場で働いてきた現役美容師の目線でまとめてみました。

 

50代代女性薄毛・抜け毛の特徴は何？

50代になると

「髪の毛全体のボリューム感がなくなっている」
「毛が細く、少なくなって頭皮・地肌が見えてしまっている」

・・このような、女性特有の脱毛症「びまん性脱毛症」を発症するケースが数多くみられます。

 

この50代女性がよく発症する「びまん性脱毛症」の特徴は
少しずつ髪の毛が細くなり、進行すると地肌が透けて見えてしまうほど、髪の毛のボリュームが減ってしまいます。

非常にゆっくりしたスピードで進行するため、気が付いたときには、分け目が目立つようになっている、髪の毛全体のボリュームがなくなっていることも多いのが特徴です。

また最近多くなっているのがFAGA（女性男性型脱毛症）です。

以前は女性は男性のようなAGA（頭頂部や生え際など、頭皮の一部分の毛が抜ける症状）にはならないとされてきました。

ただ怖いのは、女性でも男性のようなAGAの症状が現れている50代女性が増えていることです。

 

50代女性薄毛・抜け毛の原因は何？

女性ホルモンの減少・「びまん性脱毛症」「FAGA]

★一番多い「びまん性脱毛症」の原因

主な原因は女性ホルモンの減少です。

女性ホルモンは、思春期あたりから分泌されるようになり、20代頃から安定して分泌されると言えます。

30代になると、女性ホルモンの分泌が盛んになります。

しかしこの頃がちょうど女性ホルモンの分泌のピークであり、その後は段々減少してしまいます。

 

また45際から50際ごろに女性は閉経をむかえ、更年期なる人が多くなります。

この更年期の時期は急激に女性ホルモン：エストロゲンが減少します。

そのため、閉経に伴う女性ホルモンの急激な低下によって、女性特有の脱毛症「びまん性脱毛症」を発症するケースが多くみられてしまいます。

関連記事：びまん性脱毛症の薬　パントガールの効果

 

★FAGA（女性男性型脱毛症）

FAGAとは、女性が男性の薄毛のように「頭頂部や生え際など一部の髪の毛が抜ける症状」

女性も本来体内では少量の「男性ホルモン」を分泌しています。
50代になり更年期で女性ホルモンが減ってしまった際に、反対に、男性ホルモン量が増えることで、男性のような薄毛、FAGAになってしうまうと考えらています。

頭皮の乾燥・ダメージ

50代は白髪が出始める年代ですので、ヘアーカラー(白髪染）をされる人が多くなっています。

髪の毛のボリューム感が無くなってきたのが気になりパーマを全体にかける人も多いです。

また50代になると肌、頭皮の保湿力は30代・40代とくらべると段々なくなってきており、やはり頭皮は乾燥しやすくなっています。

このようにカラーリング（白髪染）やパーマを頻繁にすると、頭皮に乾燥してしまったり、炎症を起こしてしまう場合があります。

頭皮が乾燥してくると、毛穴から簡単にばい菌が入り込み炎症を起こして抜け毛になる危険性が高くなってしまいます。

 

体調の変化

50代になると体調も変化してきます。

20代30代と比べると体の回復力も落ちてしまいます。

若ければなんともなかった寝不足や暴飲暴食、無理なダイエットで体調を（若い時と比べると）崩しやすくなります。

食べ物から摂った栄養分はまず「生命維持のため、体を回復させるため」に使用されます。

こうなると髪の毛は「生命維持に関係ない、髪がなくても命には関係ない」ので栄養が毛母細胞まで届かなくなり抜け毛が増えてしまいます。

 

50代女性薄毛・抜け毛の対策方法

女性の薄毛は、老化だから諦めてしまう人がいますが、努力をすれば治せる可能性があります。

女性ホルモン　エストロゲンを増やす努力

大豆製品：大豆イソフラボンを摂ることを意識してみてください。

大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをし、髪を発毛・成長させてくれます。

もちろん大豆イソフラボン以外でも髪に必要な栄養をバランス良く摂取することが髪の毛を育てるには、大切です。

 

髪を健康に育てるために必要な栄養分は
「タンパク質（アミノ酸）」「亜鉛」「ビタミン」です。

これらをバランスよく摂取することを考えながら食事をすることが大切です。

 

女性用育毛剤や育毛サプリで薄毛対策を強化する

やはり体力、回復力は20代・30代と比べると明らかに落ち始める50代。

・頭皮の乾燥を補う保湿力
・女性ホルモンを活性化させる力

これらの回復力は20代・30代と比べるとなくなっています。

 

また毎日の食事で、髪の成長によい栄養分を摂ることもなかなか難しいです。

50代になると、そろそろ「プラスアルファのパワー」で抜け毛・薄毛対策が必要な年代です。

そこで
・「外からのアプローチ：育毛剤」で「回復力をパワーアップ」させること
・「栄養バランスが整った育毛サプリ」で「体内から髪を成長させる」
ことも効果的です。

 

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まとめ

50代女性の抜け毛・薄毛の原因で一番大きなものは「女性ホルモンの減少」です。

これによって「びまん性脱毛症」や「FAGA」で悩む人が多くなってくる年代です。

ただ（残念ですが・・）若い時と比べると体力、回復力は落ちています。

 

そろそろ女性用育毛剤や育毛サプリの「プラスアルファのパワー」で抜け毛・薄毛対策が必要な年代です。

ただどうしても抜け毛が止まらなかったり、薄毛化のスピードが早くて心配ならば、女性専門薄毛病院で診察・診療を受けてください。

 

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