朝シャンプーで薄毛・はげになる？紫外線・ダニ・乾燥が薄毛を招く！
2017/10/17
「朝シャンプーは薄毛・はげになる。」という噂は本当なのでしょうか？
夜は疲れて気力がない、
朝寝癖の髪をセットがしやすい、
寝ぼけた気持ちをスッキリとリセットさせる
このような理由で朝シャンプーをする人は多いです。
また朝だけシャンプーする人、朝晩2回シャンプーする人。
このような習慣に潜む薄毛・はげの危険と対処法をご紹介します。
目次
朝シャンプーで紫外線が直接頭皮に当たり薄毛・はげになる！？
朝シャンプーをすると、紫外線から頭皮を守る油分の保護膜・バリアゾーンまで無くなってしまいます。
こうなると紫外線が直接頭皮に当たるようになり、ヤケド状態になり頭皮下の毛母細胞の働きが悪くなり抜け毛の原因になります。
また、頭皮下の毛根には髪の毛を黒くする細胞がありますが、紫外線のダメージによりそれが破壊されることで、白髪が発生するともいわれています。
薄毛には関係ないかもしれませんが、現在生えている髪の毛にも悪影響があります。
紫外線が髪の内部のメラニンを分解するため、健康な髪であったとしても、退色して赤茶けた色になってしまい、光の加減では白っぽく見えてしまうこともあります。
また紫外線は毛髪のタンパク質を構成するシスチンという内部までもダメージが与えてしまうので、髪の毛が途中で切れてしまう（切れ毛）や枝毛といった現象も起こしてしまいます。
朝シャンプーすることはこのように頭皮にダメージを与え薄毛の原因になる可能性があります。
普段から日光（紫外線）の強い日は帽子を被るようにして頭皮を紫外線から守ることも薄毛対策の秘訣です。
朝シャンプーだけだと頭皮にダニやばい菌が繁殖する！？
夜にシャンプーせずに朝のみシャンプーする人もキケンです。
夜に髪の毛を洗わずにその状態で眠ってしまうと、１日で付いた汚れや分泌された皮脂を頭皮に放っておくということになります。
放置された頭皮の汚れや皮脂は、細菌・ばい菌やダニのちょうどよい餌となり、大量に繁殖されてしまいます。
これがフケ、頭皮の臭いなどの原因になり、頭皮環境を悪化させてしまい、最終的に抜け毛、薄毛になる可能性があります。
また朝は何かと忙しい時間帯です。
時間もなく急いでシャンプーをすると、しっかりと「すすぎ」ができなくなる場合もあります。
すすぎをしっかりとしなければ、頭皮や髪にシャンプー剤が残ってしまい、これが炎症を引き起こすこともあります。
頭皮の炎症が薄毛を進行させる可能性は十分あります。
夜と朝2回のシャンプーで頭皮は乾燥+過剰な皮脂がでる
夜シャンプーをして、朝もまたシャンプーをする人もキケンです。
寝る前に頭皮の皮脂を流し落とし、また朝にも「それ程まだ溜まっていない皮脂まで」流し落としてしまうと、頭皮は乾燥状態になります。
またこのような状態が続くと体は頭皮が乾燥していると判断し、頭皮の皮脂腺から大量に皮脂を分泌して補おうとします。
このような過剰な皮脂が頭皮に溜まってくると、毛根を塞いでしまい、そこにばい菌が繁殖して炎症を起こし、髪の毛が抜けてくる危険性が高くなります。
まとめ・シャンプーは寝る前に・・
朝シャンプーすれば「薄毛・はげになる」わけではありませんが、その危険性はあります。
できればシャンプーは寝る前にすることが望ましいです。
髪の毛が最も成長するのは夜の10時から夜中の2時の間です。
この時間に睡眠を取ると、副交感神経が活発に働き、成長ホルモンが大量に分泌されます。
また夜にシャンプーシないと、頭皮の毛穴に汚れが溜まったままの状態なので、髪の成長を妨害することにもなります。